競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにスプリングS出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ランドオブリバティ美浦・鹿戸雄一厩舎 牡3
▲3月11日撮影
調教再審査明けだった前走よりも筋肉のラインにメリハリが出ており、1週前の姿は抜群に映ったホープフルSに近い。胸前が発達していて前が勝った姿形をしているので、将来的にマイル前後がベストとはなりそうだ。瞬発力型ではなくスピードの持続力があるタイプなので、やはり競馬は本来の先行策で運びたい。
レインフロムヘヴン美浦・堀宣行厩舎 牡3
▲3月10日撮影
久々を使ってトレセンでは少しテンションが上がっているが、状態を見極めつつ毎日杯も視野に入れてゆったりと調整。腹袋がある体形を加味しても、幾分余裕を持たせた状態か。母型の血が出ている印象で、体高はあっても胴は詰まっているのでドゥラメンテらしさはなし。バランス良く馬体の完成度は高いので、気性面だけがカギか。
ロードトゥフェイム