
昨年は牡馬クラシックで上位を争った実力馬が、前走の大敗から5馬身差の圧勝Vで巻返し(c)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、天皇賞(春)の前哨戦である阪神大賞典を取りあげます。単勝1.3倍の圧倒的な人気馬アリストテレスが沈んだ波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
前走14着大敗で人気を落とした今回が狙い目とジャッジ
今回紹介するのは、netkeibaオリジナルデータ「調子偏差値」を駆使する調子マスター氏です。
「調子偏差値」とは、各出走馬の当週のコンディションを“偏差値”で表した、netkeiba.comが提案するまったく新しいAI予想ファクター。絶好調の隠れた穴馬や、調子の悪そうな人気馬をあらかじめ察知することができます。
そして今回、本命に選んだのが3番人気優勝のディープボンド。調子偏差値上位と状態が非常に良いのに加え、前走の中山金杯での14着大敗も「直線で詰まっており参考外」とジャッジ。「距離延長は歓迎で巻き返しを期待」と妙味のある単勝10.3倍を5,000円と厚く購入して、5万円超の払戻金を獲得しました。なお、阪神大賞典を的中させたプロ予想家のなかでも、アリストテレスを無印に留めたことにも注目でしょう。予想結果は
こちら
前走14着大敗の要因をしっかり見抜き、単勝で厚めに買う戦略が成功
また同日のスプリングSでも、7番人気2着のアサマノイタズラに本命を打ち、対抗の3番人気ヴィクティファルスが勝利。ワイド20.7倍を2,500円購入して、東西ダブル重賞制覇に成功しています。
さらに前日のファルコンSでは、2番人気モントライゼを本命、1番人気グレナディアガーズを対抗でワイドを的中。妙味の少ない人気馬ばかりを無条件に消しているわけでなく、「調子偏差値」という裏付けあってのアリストテレス無印だったことがわかります。
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