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【高松宮記念展望】騎乗停止期間が明け、気持ち新たにラウダシオンでGI勝利へ

  • 2021年03月23日(火) 18時02分
「Road to No.1」

▲ラウダシオンと挑む高松宮記念の手応えは? (C)netkeiba.com


1日に3勝をマークした3月7日。しかし好事魔多しで…、同じ日に騎乗停止処分にもなってしまいました。「これからはもっともっと気をつけます」と、改めて安全な騎乗を誓ったミルコ騎手。

さて、開催2日間の騎乗停止も明け、今週から騎乗再開。GIの高松宮記念ではラウダシオンに騎乗します。楽しみな一戦、はたしてミルコ騎手の手応えは!?

(取材・構成=森カオル)

※このインタビューは電話取材で行いました

パトロールを見た瞬間、ビックリしました


──今週の高松宮記念は、ラウダシオンに騎乗。楽しみですね。

ミルコ はい! 騎乗停止が4日間だったら乗れなかったね。ギリギリ…。でも、フラワーCのユーバーレーベン(3着)とスプリングSのランドオブリバティ(7着)は乗れなくなってしまった。楽しみにしていた馬たちだから、本当に残念でした。

──騎乗停止になってしまった3月7日は、1日に3勝をマークした日でしたね。まさに好事魔多しという感じで。

ミルコ 成績が上がってきたところだったから、余計に残念だった。レースの後、みんなに「ごめんなさい、ごめんなさい」って言ったら、みんな「大丈夫だよ」って言ってくれて。

 でも、パトロールを見た瞬間、ビックリしました。ちょっとずつ内に入ったつもりだったけど、まさかあんなことになっていたとは…。自分でもひどいなと思って、これは絶対に騎乗停止だなと覚悟しました。誰も落ちなくて本当によかった。

──制裁点数を減らすことは、今年の目標のひとつでもありましたものね。

ミルコ そうです。悪いことはしたくないと思って、1月からずっと気をつけていたのに…。これからはもっともっと気をつけます。でも、2日間でホッとしました。さっきも言ったけど、4日間だったらGIも乗れなかったね。

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Road to No.1 世界一になる / ミルコ・デムーロ
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1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

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