16年から阪神芝外1600での施行となり、ヴィクトリアマイルの前哨戦の位置づけに。ただそれ以降ここを勝ってヴィクトリアマイルも勝った馬はまだいない。ここ5年のデータでいうと、ディープインパクト産駒が[4-2-2-12]で毎年連対。しかし1~3人気は[3-2-1-9]と不安定で、10人気以下が頻繁に馬券に絡んで波乱模様。ディメンシオン(11人気3着)もアマルフィコースト(12人気2着)もレッドアヴァンセ(11人気2着)も4角2番手で、人気薄の先行馬の大駆けが穴になっている。(解説:望田潤)
イベリスベルカントの半妹でエレヴァートの半姉。母セレブラールはJRA3勝(全て1200)。近親にクイーンズランドオークス2着ラスサラーなどが出る。母父ボストンハーバーは北米2歳チャンピオン。カナロア産駒は追って味があるタイプも多いが、本馬はベルカントやクロコスミア同様、母父ボストンハーバーの軽いスピードでフワッと先行する脚質になった。京都牝馬Sは阪神Cよりも楽な逃げで久々の重賞V。マイル戦で同じようにいくかどうかだ。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○
ギルデッドミラー母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、