先週の大阪杯では雨により能力の発揮しづらい馬場となった(c)netkeiba.com
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こちらからご覧いただけます 先週、日曜の阪神は午後からの雨量が思いの外多く、芝の馬場状態は段々と悪化が進んだ。メインレース大阪杯の頃には緩んで重い馬場コンディション。
豪華メンバーが揃っていた1戦ながら、走りづらい馬場の状態によってほとんどの馬が能力を発揮できなかった。
今週からの阪神芝はBコース替わり。週中、週末ともに良好な天気予報。長い開催を経ているが、路盤の状態自体は良い。内側の傷んだ部分もカバーされて雨の影響もなさそう。
今週は「軽め」の馬場コンディションが想定される。
近年の桜花賞が馬場コンディション「稍軽い〜軽い」の間で行われたのは2014年と2019年の2回。
どちらの年もトラックバイアス「外有利・ 」と判定。3着内に好走した6頭のうち4頭。5番人気以下で3着内に好走した2頭は5枠より外。
また、2014年は上がり順位通りに1〜3着までが決着。2019年はグランアレグリアが3コーナー過ぎから先頭で押し切るセオリー無視の快勝(それだけグランアレグリアは規格外の馬と桜花賞の段階でわかる)。
グランアレグリアが例外的な強さを見せた2019年も2着は上がり1位。3着馬は上がり2位。
軽めの馬場コンディションになった際の桜花賞は、外を回ってでも直線でスムーズに末脚を引き出された馬が上位に走る。末脚のしっかりしたタイプ、できれば外めの枠に入って道中からスムーズなレース運びができる馬を狙いたい。
ククナは前走トラックバイアス「外有利・ 」。軽めの馬場コンディションで内を通るアドバンテージのない状況。スムーズに外を通れる馬が有利だったレース。内枠からのスタートで道中は終始馬群のなかを追走。直線でも前が塞がっている時間が長かったことが響いた。
2走前はトラックバイアス「内有利・ 」。内を通る馬に有利だったレースで大外枠。
近2走は極端な枠順とトラックバイアスが噛み合わなかった。
3走前はトラックバイアス「 ・前有利」のなか上がり最速で2着。この時は3枠と枠は内めだったが直線半ばまで前が壁。外に出してから一気に伸びてきたが、脚を余していた。
近走トラックバイアスに恵まれていないククナ(c)netkeiba.com、ユーザー提供:ししゃもさん
軽めの馬場コンディションで外枠に入り、スムーズに末脚を発揮する形ならこのメンバーでも面白い。枠順発表を待ちたい
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