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【桜花賞予想】桜花賞に強い血統をどれだけ詰め込むか

  • 2021年04月09日(金) 19時00分
今週末は桜花賞!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

JRAの主流血統をシンプルに徹底的に狙うレース


 先週の大阪杯は「減速要素が低い配合」の馬が1、2着。「トップスピードを強化した配合」の1、2人気がパフォーマンスを下げて3、4着。

 当コラムでは「減速要素が高い馬場でも持続できる血統」に注目。最終予想でもレイパパレを本命に推奨。

 改めて「馬場」によって、要求される能力が変わること。すべての能力でトップになることは難しいこと。だからこそ競馬は楽しいことも、血統を通じた予想で多少は表現できたように思えます。

 さて、先週の大阪杯は「雨馬場」で行われましたが、今週の桜花賞は雨も降らずに軽い馬場で行われそう。有利な血統の傾向も変わることでしょう。

 今の阪神芝外回りのマイルコースは、雨が降らなければ、JRAが作り上げた「世界一の直線スピードを発揮できる馬場」になるはず。であれば「JRAの主流条件に強い血」を濃くした方が走りやすくなります。

 できるだけJRAのクラシックに強い血統を詰め込まれた配合馬。あたりまえですが、桜花賞に実績を残す血統が濃い配合。

 3歳の牝でGI級のパフォーマンスを発揮した産駒を出した血統が濃い馬を狙うべき。あたり前の話を続けますが、3歳牝馬しか出られないレースなのですから。

 アカイトリノムスメは父がディープインパクト。母の父はキングカメハメハ。キングカメハメハ産駒も桜花賞で複数の勝ち馬を出している種牡馬。サンデーとキングマンボの血を両方持つ馬は過去3年の桜花賞で2勝。母も桜花賞を制した三冠牝馬アパパネ。

 アパパネもデビュー戦では勝ち馬から4馬身以上離されて敗れたように、キャリアを重ねてメキメキと上昇する血筋。アカイトリノムスメもデビュー戦では惨敗しましたが、キャリアを重ねる毎に大幅にレース内容が良化し続けています。桜花賞でさらなる上昇も期待できそう。

 さらに注目すべきは、アカイトリノムスメはアパパネとディープインパクトの配合では初めての牝駒であること。

 アパパネとディープインパクトの配合馬はアカイトリノムスメ以外に3頭がJRAでデビューしましたが、いずれも牡馬。

 当然ですが、アパパネも牝に産まれて実績を残した馬。そして父ディープインパクトも牝駒の方がGIでは実績を残すぐらいのフィリーサイヤー寄り。

 アカイトリノムスメ以外も「桜花賞で実績を残す血統が濃厚な配合」から順番に検討するアプローチ。王道条件だけにJRAの主流血統をシンプルに徹底的に狙うレースではないでしょうか。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の桜花賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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