netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年はリストの公開前に注目馬をピックアップした形で先行公開。皆さんのPOGライフを充実させる優駿を見つけましょう!
ベルクレスタ牝/栗東・須貝尚介厩舎
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半姉アドマイヤリード(父ステイゴールド)は、ヴィクトリアマイル優勝。2歳7月、398キロで新馬勝ち。最高体重は434キロと薄手ながら、重馬場も馬群も気にしないガッツあふれるマイラーだった。牧場を出発するときは480キロと、父がドゥラメンテにかわり胸・首筋、トモ周りも強靭なグラマラスな体型に変身。4月22日、栗東坂路で53秒5-39秒0-12秒8を追走併入。トレセン入りして時計を出したのは3回目。実質これが初追い切りになるが、助走でこの時計は相当速い。新馬戦はきっと出たとこ勝ち。2歳重賞のみならず、クラシックの展望も描ける大器。毛色や血統は異なるが、ソダシと同じくらいの期待がかかる、牝馬ドラフト1位候補。
ライラスター牡/美浦・木村哲也厩舎
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母ハープスターは桜花賞、チューリップ賞、新潟2歳Sを鮮烈な末脚で一閃。古馬となり札幌記念でゴールドシップを打ち負かした。牝系の大本はベガ。この一族は、ホームランか凡打か。何かしら弱さを抱えている仔もいるが、二番仔の本馬は、胸前厚く、臀部も丸々と張り、父ロードカナロアのスピードと、母ハープスターのシルエットを多く受け継いだマイラー。育成先ではすでに14-14まで進んでいるが、移動は夏の北海道か。トレセン入りは夏すぎを予定、マイルの王道を目指す。
ライリッズ牡/美浦・宮田敬介厩舎
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祖母はベガ(桜花賞、オークス)、母の兄はアドマイヤベガ(日本ダービー)、アドマイヤドン(最優秀2歳牡馬、最優秀ダートホース)。半姉ハープスターの父はディープインパクト、弟の父はドゥラメンテ。眼光鋭く、栗毛の牡馬。遅生まれではあるが、急ピッチで上昇曲線を描き、集中力が増し操縦性もアップしてきた。このままアクシデントがなければ北海道デビューを予定。1600〜1800mをベースに勝ち星を積み上げ、クラシックの本流に漕ぎ出す。
ルージュエクレール牡/美浦・萩原清厩舎
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祖母はシラユキヒメ、母は3勝、母の妹はブチコ(その娘はソダシ)、近親にハヤヤッコ、メイケイエールなどが連なる、御存じ白毛一族。お母さんは名前の通り茶色と白が混ざったマーブル模様だったが、娘は鹿毛。大きくはないが父エピファネイアに似て背中や首などは長め。近親のメイケイエールにもシルエットが似ている。ゲート試験合格、美浦トレセンの坂路で時計を出し始めた。順調なら北海道デビューを予定。
ウインエクレール牡/美浦・畠山吉宏厩舎
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母は3勝、半姉ウインファビラス(父ステイゴールド)は阪神JF2着、新潟2歳S2着、半兄ウインブライト(父ステイゴールド)は香港G1・2勝、中山記念連覇など、重賞7勝を挙げた右回り9〜10Fのオニだった。この兄弟で父ディープインパクトは初めて。ステイ産駒の姉兄よりコンパクトなマイラー体型に出たが、体重は目下430キロ台あたり。成長を見守りつつ調教の負荷を大きくしている。デビューは6月すぐとはいかないが、「ウイン」を代表する血統馬、畠山師も将来のクラシックに意欲。ちなみに兄ウインブライトはデビュー時450キロ、最大494キロに到達したが、兄同様使いつつ大きくなる可能性あり。