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【POG2021-2022】今年産駒デビューキタサンブラックの一番馬は父似の母ドナブリーニ

  • 2021年05月16日(日) 18時00分
5月12日から公開中のnetkeiba「POGマル秘リスト」から、注目馬をピックアップした形で5頭公開。皆さんのPOGライフを充実させる優駿を見つけましょう!

※ハイアムズビーチ、リンクスルーファスは写真掲載がありません。あらかじめご了承ください。


馬名未定(キタサンブラック×ドナブリーニ)
牡/栗東・矢作芳人厩舎
キタサンブラック×ドナブリーニ

(C)netkeiba.com

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 母は英GI・チェヴァリーパークS制した快速馬。欧州系でもスピード色の濃い繁殖牝馬は日本の競馬と相性よし。長女ドナウブルーは京都牝馬S・関屋記念優勝。次女ジェンティルドンナは牝馬三冠、JC(2回)、有馬記念、ドバイシーマクラシックを勝った超女傑。11番仔の父はキタサンブラック、セレクトセールのお値段は1億7280万。父に似て、首、背中、四肢はスラリ。2歳4月、体重は480キロ前後。骨格に見合う筋肉がまだつき切っておらず薄手だが、育成先で坂路3F・42秒くらいは出せる。デビューはたぶん秋。来春の最終・最大目標は、もちろんダービー。

ハイアムズビーチ
牝/美浦・萩原清厩舎

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 祖母は現日本競馬史の白毛の祖シラユキヒメ。母ユキチャンは、関東オークス・クイーン賞・TCK女王盃勝ち。ごく近親に無敗の桜花賞馬ソダシ。チューリップ賞など重賞3勝をあげたメイケイエールが連なる、日本競馬で今もっとも話題を集め、活力のある一族。ドレフォン産駒の本馬は、牝馬ながら480キロ前後と大きめの骨格。贅肉は少なく、首差し・背中・四肢のバランスも上々。育成時代には、3F・45秒くらいで動かすつもりだったのに、自然と43秒台になったという。馬力もあれば芝対応の瞬発力とスピードを備え、現時点での仕上がりや動きはノーザンFでも屈指の存在。イロモノではない。すでに美浦トレセンに入厩済み。6月の東京デビューを予定している。この一族は、想像を超える走りを見せるが、さすがに距離はマイルくらい。まずは2歳Sが目標。

エリカヴィータ
牝/美浦・国枝栄厩舎
エリカヴィータ

(C)netkeiba.com

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母は11戦3勝。脚元がパンとせず、ダート中心に使われたが、器は重賞級。母の兄は2010年の最優秀短距離馬キンシャサノキセキ。2020年のセレクトセール1歳セールの大トリ、1億8700万で落札。父にキングカメハメハを配し、マイルまでは十分対応可能な好シルエット。目下450キロ前後、胸前にだんだんと厚みが増し漸次成長中。腰回りがもう少し膨らんでほしいが、現状の体型でも手間いらず。稽古は滑らかに加速する。早期デビュー組ではないが、秋頃には10〜20キロ増が見込め、品格と威圧感を備えた重賞マイラーに育つだろう。

リンクスルーファス
牝/美浦・手塚貴久厩舎

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 全兄・長男アジアエクスプレスは、朝日杯FS・レパードS勝ち。芝もダートもドンと来いの万能マイラーだった。もう一頭の全兄レピアーウィットは現役6勝、ダートGIII・マーチS勝ち。5番仔の全妹は540キロ台の巨漢、古馬と見間違うくらい調教の動きはパワフル。クリソベリルの育成時代に例えられることがある。新馬戦は札幌を予定。ダートで降ろせば確勝級、POG期間内にどこかでひとつ交流重賞勝ちが目標にもなる。芝デビューで結果が出せれば、兄と同様の二刀流。同系のパワー牝馬ソダシを手本に、桜路線を歩む可能性もある。

エピファニー
牡/美浦・宮田敬介厩舎
エピファニー

(提供)シルクレーシング

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 母の兄トーセンマタコイヤは5勝。母の全姉ミッキークイーンはオークス・秋華賞勝ち。母は3戦1勝。脚元の不安で早期に引退したが、姉ほどの活躍はどうかだが、高いポテンシャルを秘めていた。エピファネイアを配した初仔は、510キロを超える、ピカピカで重厚な青鹿毛。クラブの1歳募集時は一番人気に支持されたほど。脚を傷め2か月ほどブランクあり。POG関連では控えめなコメントが多いが、目下15-15に復活、夏移動を目指す。脚元と相談しながらPOG路線を歩むことになるが、一発長打を秘めたエピファネイア産駒の本年一番の大駒。エフフォーリアに続け。

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