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カジノフォンテンのその後と張田昂騎手の特技!

  • 2021年05月17日(月) 18時00分
 前回のこのコラムでもご紹介したカジノフォンテン(船橋・山下貴之厩舎)。5月5日に船橋競馬場で行われたかしわ記念で勝利を飾りました。川崎記念に続き、フリオーソ以来となる地方所属馬として10年振りの快挙。

 1年前は重賞未勝利だった馬が、今やJpnI 2勝馬に!一戦ごとに強さが増していて、さらにどこまで強くなるのでしょうか!これも競走馬の奥深いところですねぇ。

 レース後も元気ということだったので本当に良かったです。

「口取りが終わって検体(検体採取所)に来たら、もう余裕の表情を見せていました。レースの翌朝もケロッとして、エサもペロリと食べていました。馬は自分の競馬ができた時はイライラしないものなので、カジノも自分の競馬ができたのでしょうね」と、フリオーソを手掛けたことでも知られる波多野厩務員は言っていました。

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▲かしわ記念優勝翌日のカジノフォンテン。元気とのことで本当に良かったです!(撮影:高橋華代子)


 現在は6月30日に大井競馬場で実施する帝王賞に向けて調整しているそうです。

 そんなカジノフォンテンとコンビを組んでいるのが張田昂騎手。今日は、かしわ記念優勝を記念して、張田騎手の特技について触れたいと思います(笑)。

 張田騎手は絵を描くことが得意!!!子供の頃から授業よりも落書きが好きだったそうで、小学校6年生から競馬学校に入る前まで、油絵を習っていたそうです。いろんな習い事をしてきたそうですが、乗馬と油絵が一番長く続いたそう(張田騎手のお話では、お父様の張田京調教師は絵に興味がないそうですが)。

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▲張田騎手は絵を描くことも得意なので、サインには馬のイラストが必ず描かれています(撮影:高橋華代子)


 張田騎手は特に風景画が得意とのことですが、自身のサインには必ず馬のイラストを描いているのです。競馬ファンの皆さんが見たら、「おっ!」って反応しちゃいますよね。すごく素敵なサインだと思いませんか?!カジノフォンテンの記念グッズなども、張田騎手がデザインしているそうです。

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▲かしわ記念優勝ゼッケンと張田昂騎手(撮影:高橋華代子)


 かしわ記念翌日に、張田騎手が描いたサイン付きの優勝ゼッケンと、記念にパチリ。こういううれしいシーンが、これからもいっぱい増えていきますように!

南関東競馬リポーター。宮城県仙台市出身。元NHK山形放送局キャスター。タイキフォーチュンがきっかけで競馬の世界を知り魅了され、競馬を伝える仕事に就きたく上京。MXテレビ大井競馬中継を経て、現在は南関東競馬内で取材活動を行っている。南関東競馬公式ウェブサイト内・南関魂、大井競馬ホームページ、サンケイスポーツ、楽天、ウェブハロン、ターファイトクラブ会報誌、馬事通信など。

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