競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにマーメイドS出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アブレイズ栗東・池江泰寿厩舎 牝4
▲6月9日撮影
前走のメイSは約1年2ヶ月ぶりの勝利。戦法と降雨の条件が奏功したが、それ以上に使い込んでも馬体減りがなく柔軟性を保てていることが大きい。相変わらず池江厩舎の1週前撮影らしいボリューム満点の姿形。黒光りして眼光も鋭い。尻高だがトモが流れ、肩も立っており体形ほど完歩は伸びないタイプ。スピード+パワー+スタミナが生きる戦法なら芝二千でOK。
アンドラステ栗東・中内田充厩舎 牝5
▲6月9日撮影
昨年は同時期のエプソムCに出走。マイル〜千八に照準を合わせていたが、今年は久々+芝二千の牝馬限定戦を選択。クビ差しは通常の長さだが、胴長+脚長でストライドが伸びる走法。折り合いに進境がうかがえ、今の心身のバランスなら中距離はプラスに働きそうだ。骨格に見合った筋肉が付き厚みが出てより見栄えがする。気性、1週前追い、馬体から雰囲気は上々だ。
カセドラルベル栗東・西村真幸厩舎 牝5
▲6月9日撮影
8戦4勝でオープン入り。その後は