春の阪神開催最終日に行われた天皇賞春(c)netkeiba.com
今週から開幕する阪神は例年と異なるイレギュラーな開催日程。
春の開催も12週24日間に及ぶ連続開催。開催序盤から絶好の路盤状態で、グリップ性も良く走りやすかった。雨の影響を受けた日も多かったが、芝は最後まで良い状態を保っていた。
今開催は前開催から中6週。馬場もある程度の回復が見込める。今開催も前開催に引き続き走りやすく軽めの馬場コンディションになりそうだ。
また、イレギュラーな開催日程により、今開催は4日間ともにBコースを使用。マーメイドステークスも例年であれば開催2週目にAコースで行われている。過去のレース傾向が参考にならない可能性は十分にある。
阪神芝2000mの古馬混合戦は前有利率が高いのが特徴。小回りで道中が淀みなく流れて、勝負所の3コーナーからの加速もしづらいため、直線で脚を使うことが難しいコース構造。
雨の影響をうけて重めの馬場コンディションになった際には、より末脚を発揮することが困難になるため、序盤から前につけていることのアドバンテージがさらに増す。人気薄で妙味があるのは先行馬だ。
阪神で2連勝しているロータスランド(c)netkeiba.com
ロータスランドは1600mでも楽に前につけられる馬で、2000mなら先行することは確実。
現在2連勝中。ここ2戦ともに余力十分の勝ち方で、特に前走は距離が延びてスローペースながら難なく対応し好メンバーのなかで快勝する優秀な内容だった。牝馬限定のハンデ戦で先行有利の馬場なら重賞でも通用する素質は秘めている。今回は小回り、2000mともに初めて。さらに格上挑戦。未知の部分も多いからこそ妙味もある。
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