ユニコーンSの注目馬
札幌開催&新馬戦も始まり、そして来週は春のGI戦線を締めくくる宝塚記念ということで、いよいよ本格的に夏競馬へと移行する時期がやってきましたね。
今週中、私は久しぶりの北海道へ。
当歳馬&1歳馬合わせて130頭近く見せてもらいました。
正直、当歳に関しては何を見ていいのか?またどのように成長をしていくのか?想像すらできず、一緒にまわった方々にいろいろと教えて頂きました。
と同時に、見てらっしゃる方々は、同じ仔馬たちを1回だけではなく定期的に見ており、体重の変化や、ちょっとした歩様の違いも見抜いてのチェック。
恥ずかしながら1頭、体と顔の美しさに見とれてしまい、周囲は歩様の乱れに気づきながらも私だけ絶賛していたという…。
また先週のエプソムCも、セダブリランテスの身体が良く見えたのですが結果は17着。
これは久々ゆえの息の問題や喉など、何かしらの敗因があってのことだと思いますが、中身までは見えないわけですから、ほんと馬を見るというのは難しいものだなぁ〜と改めて感じました。
特に気温の変化が著しく、暑さとジメッとした感じが多いゆえ熱中症になりやすい時期。週中の関東オークスを制したウェルドーンもレース後に軽い熱中症の症状がみられたようで馬は表彰式をパスする形に。
安田記念のケイデンスコールもそうでしたが、やはりこの時期の馬の体調管理は非常に難しいものがありますね。
さて今週は、ユニコーンSが東京で行われます。
現時点での注目は、5走前から坂井瑠星騎手とコンビを組んでいるスマッシャー。
今回、初のマイル戦となりますが、これまでのレースぶりから距離延長はプラス材料と見ます。また長く良い脚を使うイメージで東京の長い直線も合いそう。
この中間は坂路とコースを併用しての調整が行われ、最終追い切りにおいては馬自身が前へと気分よく駆け上がっている印象。
暑さや輸送を考えると、気持ちを乗せた上でのこのキープさがプラスに働くようにも思え、より楽しみが広がりました。
また、田辺騎手との初コンビとなるクリーンスレイト。今回のメンバー構成から少し流れる気もしますので展開的にも向きそう。この2戦、確実にしまい脚を使えており東京マイルも経験済み。魅力です。
それでは皆さん、週末はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。