競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにラジオNIKKEI賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アサマノイタズラ美浦・手塚貴久厩舎 牡3
▲6月23日撮影
大柄で胸前、トモとボリュームがあり力強さを全面に押し出す好馬体。立ち姿のバランスも良く、見栄えの印象は非常にいい。お腹のラインには余裕が感じられるがこれは体形的なものもある。皮膚を薄く見せてキリッとした表情をしており、しっかりと態勢は整いそうな雰囲気だ。小回りも不問の機動力で巻き返しが可能。
シュヴァリエローズ栗東・清水久詞厩舎 牡3
▲6月23日撮影
毎回カメラの方に視線を向けて男前をアピールしているのが何とも癒やされる。デビューの頃からシルエットが同じで、成長して変化するイメージはなし。小ぶりながらも皮膚を厚ぼったく緩く見せるのだが、1週前はいつもこのような姿。当週の追い切りと輸送でしっかりと仕上げてくる傾向。気になるのは爪の状態だけ。
タイソウ栗東・西園正都厩舎 牡3
▲6月23日撮影
いかにも夏場がいいタイプ。筋肉のラインにメリハリが出て無駄肉が落とされており、張りも申し分ない。これで