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【ラジオNIKKEI賞予想】今年のラジオNIKKEI賞も昨年と似たトラックバイアス

  • 2021年06月29日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年秋の福島開催最終日の福島記念はバイオスパーク(中央)が勝利(c)netkeiba.com、ユーザー提供:ミギジャンブラックさん


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてラジオNIKKEI賞で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 今週から開幕する福島は春の開催が中止になったことによって、昨年秋の3回開催以来、久々の開催。

 芝は半年以上使われておらず、根付きなどの状態自体は良さそう。しかし、福島芝は見た目が良くても根付きが悪いことが多い。近2年の同時期に行われた2回開催の芝も見た目の状態自体は良さそうに見えても馬場コンディションとしては重めで走りづらかった。

 今年も近2年と大差なく、基本的に馬場コンディションは「稍重い〜重い」の間になることを想定する。今週は天候も不安定。雨の影響があれば、さらに重い馬場コンディションになるだろう。昨年に近い馬場コンディションを想定してコラムを進める。(最終見解はウマい馬券にて発表する)

 昨年は1枠から逃げたバビットが人気薄ながら5馬身差で圧勝。2着のパンサラッサは最初のコーナーを3番手、最終コーナーは2番手で通過。3着のディープキングは2枠。トラックバイアス「内有利・前有利」と判定。末脚を活かすのが困難な状況で、内を通る馬や先行が恵まれた。今年も昨年のような先行馬、なかでも内枠に入った馬を狙いたい。

馬場虎太郎

前走は控える形になったがコーナーで進出し勝利したプレイイットサム(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 プレイイットサムは2走前、3走前に重めの馬場コンディションを逃げる形で好走。

 前走は控える形になったがコーナーで進出して勝利。前走よりもさらに小回りで直線が短くなる今回へ向かうにあたり、機動性を示している点は評価できる。

 今回は先行して実績を残してきた馬が多いメンバー構成で、この馬自身はそれほど前半が速いタイプではない。ここに入ると外枠からではレースが難しくなりそうで、自身のパフォーマンス発揮や想定しているトラックバイアスを考えても、できれば内枠が欲しい。なお、プレイイットサムを含め、枠順も考慮した推奨馬はウマい馬券にて発表する。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のラジオNIKKEI賞の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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