この時期は調子の良さで
さて今週から福島・函館・小倉が開幕。
宝塚記念が終わり、いよいよ本格的に夏競馬へと突入ですね。
少し宝塚記念の話を。
当日、阪神競馬場で中継に携わっていたのですが、返し馬でのクロノジェネシスとルメール騎手のコンタクトは流石だと感じましたし、レースを振り返ると、道中、1頭でストレスなく走れるような空間を確保。
初コンビで、あのエスコート振りにも魅了されました。
またこのコラムでもお伝えしましたが、休み明けから変化を感じていたユニコーンライオンが2着と健闘。
週中に行われた帝王賞もそうですが、やはりこの時期は、調子の良さを感じる馬を狙うべきだと痛感。と言うのも、本命にクリンチャー。
追いきりの良さを感じたのが、テーオーケインズとノンコノユメだったのです。終わってみれば、この3頭で230万馬券。
しかもカジノフォンテンは夏に弱く、オメガパフュームはこれまでとは違うローテ。
そしてチュウワウィザードは海外帰りと、人気馬たちには心配な面もあっただけに、こういった時こそ、具合の良さ重視で思いきった予想&馬券にすべきだったなぁ…と学ぶ1戦でもありました。
また話はそれるのですが、最近、地方競馬や競輪の中継番組に出演する機会が多く、その際に番組からの要望もあり、携帯を使って馬券や車券を購入し、その買い目や収支金額も発表。
その流れもあったのか、もしくは体に染みついていたのか?無意識のままBS11の帝王賞中継時も携帯を使って購入。
しかし終わって振り返ってみると、共に出演された方の本命理由や、番組途中に流れた特集が頭に残っておらず、共演者の方がお話をされている最中も携帯を触っていた自分が…。
時代と言えば時代なのか…でも大切にしたいと思っていたことを失っていた自分にも気づき、ドキッとしましたし、ご一緒した出演者、中でも競馬ブックの渡辺記者に大変失礼なことをしてしまったと猛省でした。
さて今日は重賞ではなく、新馬戦で期待をしている馬をピックアップします。
日曜日の小倉1800m戦に出走予定のフィデル。いい意味で成長を残していますが、それでも追いきり時の顔つきや、1週前の3頭併せから抜け出した際の耳の様子に賢さを感じた1頭。どんな走りとなるのか?注目しています。
それでは皆さん、日曜日はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。