スマートフォン版へ

【CBC賞予想】今年のCBC賞はストームキャットとスプリント実績が凝縮された血統に注目

  • 2021年07月02日(金) 19時00分
今週末はCBC賞!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る

孫、ひ孫になって影響力を発揮する世界的名血


 JRAの芝競馬は、サンデーサイレンスとキングマンボが適性面で優位に立ちやすい反面、他系統の世界的名血は適性面で不利になる事も多々あります。

 しかし、他系統の種牡馬は孫、ひ孫に入れば、適性面の主張が薄くなり、才能面の底上げをするためJRAでの期待値も上昇します。孫、ひ孫になって影響力を発揮する世界的名血を知っておくことはJRAの競馬予想の面でも有利。Youtube「亀谷敬正の競馬血統辞典」でも期待値の高い新種牡馬を選定する際には、孫、ひ孫での影響力を考慮しています。

 世界的名種牡馬ストームキャットも直仔よりも、孫、ひ孫になってJRAでの価値も上昇した種馬。今、JRAの競馬でも要注目の父の母父。人気ランクDとE(単勝50倍以内)の馬を買い続けるだけでも、2年連続で単勝、複勝ともにプラス収支になるほど(人気ランクはスマート出馬表を参照)。

 同パターンの種牡馬にロードカナロア、キズナ、スパイツタウン、メイショウボーラー、レッドスパーダ、ダノンレジェンド、エイシンヒカリなど。

 新種牡馬サトノアラジン産駒も同パターン。札幌の新馬戦で大穴デビュー(グラスミヤラビ)。

 今週のCBC賞にも母父にストームキャットを持つ世界的スプリントG1馬(本質はマイラーだと思いますが)のロードカナロア産駒がエントリー。

 ロードカナロア産駒は2020年以降の小倉芝1200mでも首位種牡馬。2位ダイワメジャーよりも倍近い勝ち星を上げる圧倒的1位。小倉芝1200m重賞でもすでに十分な実績を収めており、産駒は3年で3頭、小倉2歳Sで馬券対象内に。

 CBC賞に出走するカナロア産駒はファストフォース、ビオグラフィー、メイショウチタンの3頭

 ファストフォースは母の父も名スプリンターサクラバクシンオー。

 ビオグラフィーは母がチアズメッセージ。京都牝馬S勝ち馬。晩成の一族で近親のチアズブライトリーも6歳で重賞制覇。キャリアを重ねた4歳夏。さらに上昇が見込めます。

 メイショウチタンは母の父がマイネルラヴ。世界的マイラータイキシャトルをスプリンターズSで破った馬。産駒のコスモフォーチュン、コスモヴァレンチも小倉芝1200m重賞勝ち。父も母父もJRA芝スプリントGIの名馬で、父も母父の産駒も小倉芝重賞に実績がある種牡馬同士の組み合わせ。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正のCBC賞予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング