競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにプロキオンS出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ウェスタールンド栗東・佐々木晶厩舎 セ9
▲6月30日撮影
昨年はアンタレスS1着や東京大賞典3着など【1-2-2-0】の戦績だったが、明け9歳の今年はここが初戦。仕上がりがカギだが、余分な脂肪が少なく締まっている。前が強めのトモ高体形は変わりはなく、週末と来週の攻めで負荷を掛ければこの馬らしいトモの膨らみになりそうだ。手前の関係で左回り巧者だったのは以前のこと。昨年の戦績や小倉実績から不安はない。
サンライズホープ栗東・羽月友彦厩舎 牡4
▲6月30日撮影
レース11日後に坂路4F54秒8を計測しているように回復が早く、ここに来ての充実ぶりは目を見張る。管囲が細く脚長のスラッとしたシルエットだが