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▲今回のゲストは先月JRA通算200勝を達成した横山和生騎手 (撮影:山中博喜)
緊急事態宣言下でしばしお休みをいただいていました「with 佑」が、いよいよ再開。今回のゲストは、早くもキャリアハイをマークし、いま乗りに乗っている横山和生騎手です!
共に大活躍中ではあるものの、弟・武史騎手とはまったく違う個性の持ち主。今回の対談では、そんな和生騎手の素顔から、ブレイクの理由に迫ります。
(取材・構成=不破由妃子)
和生をちゃんと見てくれている人がいるのがうれしかった
──今年、前半が終わったところで、早くもキャリアハイをマーク。今回のゲストは、今もっとも熱いジョッキー、横山和生騎手です!
佑介 もうキャリアハイを更新したの!?
和生 はい。おかげさまで、先週(6月27日・札幌9R)40勝目を挙げることができました。
──「ついにブレイク!」という見方もあります。ご自身では、どんなふうに受け止めていますか?
和生 今年は、「調子いいな」と言っていただくことが多くて、実際に毎週勝たせてもらっていますが、騎乗機会も増えたぶん、納得のいかない競馬も増えています。うれしい半面、自分としては悩む日が増えたかな…というのが本音です。
佑介 以前に比べ、チャンスのある馬に乗る機会が増えて、求められる仕事が変わってきてるもんね。自信を持って乗っているのがわかるし、同じ北海道で乗っている俺としては、いい意味で嫌な存在だよ。ちょっと邪魔(笑)。
和生 そう言ってもらえてうれしいです!
佑介 去年の夏に武史と一緒に出てもらったけど、そこからだいぶ変化があったよね。今年は年明けから栗東に滞在していたし、こうやってキャリアハイもマークして、一度ゆっくり話を聞いてみたいなと思ってた。