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【Vol.8】ほぼ毎日楽しめる競馬ファンに身近な地方競馬!/岡野陽一(お笑い)

  • 2021年07月22日(木) 12時01分
岡野陽一さん

地方競馬で逆転人生!岡野陽一がその魅力をお伝えします。


競馬記者、元ジョッキー、アナウンサー、タレント、お笑い芸人など各界の競馬好きによって構成される「地方競馬アンバサダー」が思い思いのスタイルで楽しむ、地方競馬の魅力を隔週で発信!

 どうも!地方競馬アンバサダーの岡野陽一と申します!

 今回は僭越ながら、私岡野が皆様に地方競馬の魅力をお伝えさせて頂きたいと思います。

 普段一切涙を流さない私ですが、最後まで読んで頂けたら、この岡野、泣いて喜びますのでどうか皆様宜しくお願い申し上げます。

 ここから、私みたいな身分の低い者が、文字数の関係で皆様に丁寧語を使わずに紹介しますがどうかお許し下さいませ。

 さて、地方競馬の魅力は山程あるのだが、まずは何と言ってもその手軽さだろう。全国15場ある地方競馬場のどこかしらで毎日レースを行っているのだ。

 年間約15000レースくらいになるだろうか。中央競馬の1年間のレース数が約3300レースなので、約5倍である。我々競馬ファンにとって、こんなにありがたい事はない。

 年に約15000回もお金が増えるチャンスを頂けるのだ。

 いや、言葉が悪い。

 最寄りの競馬場に行くのもよし、ネットで見るのもよし、いつだって手軽に競馬を楽しめるのだ。

 しかも驚く事なかれ、地方競馬にはナイターまである。

 これにより、日中が仕事の人も参加出来るのだ。これがまた素晴らしい。

 競馬に興味がない方も一度だまされたと思って夜の競馬場に行ってみて欲しい。

 お馬さん、ビール、イルミネーション、もつ煮…。一見アンバランスなこの組み合わせを一度味わったらもう抜けられない。

 恐らくあなたはこう思うだろう。“ここに住みたい”

 ただでさえ神秘的な生き物の馬が、月明かりに照らされ何か幻想的な雰囲気を醸し出す。

 昔、大井競馬場のパドックで月よりも光っている馬を見つけて、全財産を注ぎ込み、歩いて帰ったのも良い思い出である。

 あと、知られていないが地方競馬場はプロポーズに最適な場所でもある。

 実際にこんなレースが行われたことがある。

「やすひろ協賛・理恵結婚してくれ特別」、「夕貴俺と一緒になろう」

 なんと地方競馬では、レースの冠名を1レース数万円程でつけられるシステムがあるのだ。

 何にも知らない彼女を競馬場に連れて行き、レースが始まる。

「競馬場初めて来たけど楽しいー!」

「だろ!?」

 〜○○結婚しよう賞の発走です!〜

「え?」

「○○結婚しよう!」

「ごめんなさい!」

 まあ、最悪こうなっても馬券が当たれば楽しく帰れるはずだ。

 まだまだ書き足りないが、文字数も無くなってしまったので、最後に僕の一番好きな高知競馬の「一発逆転ファイナルレース」の話を少し…。

 何とこのレース、競馬記者の方々が実力の拮抗した近走勝ち星から遠ざかっているお馬さんを選抜して(勝つチャンスを与える)行われる前代未聞のレースなのである。

 本当に何が来るかわからないので、2014年には三連単600万馬券が飛び出した。

 まさに馬にとっても我々にとっても一発逆転、超絶面白レースなのである。

 高知競馬の最終レースでやっているので、是非チャレンジしてみて欲しい。

 今後、このように地方競馬でしか出来ないレースが増えてくると思うと、アンバサダーは楽しみで仕方ない。










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