五輪期間中の馬券売上や競馬中継の視聴率は前回とどう変わる?
前回は都内の公営競技がすべて開催を控えたため…
今週から3週間、“東京オリンピック2020期間中の中央競馬”が始まります。
どんなことになるのか?『ウイニング競馬』のスタッフが気にしているのは、きょう24日と31日、8月7日の視聴率でしょう。
番組(BSテレ東枠を含む)をお送りする午後2時半から4時にかけてのオリンピック放送スケジュールは以下のようになっています(主なものを抜粋。いずれも変更の場合あり)。
24日=卓球男女シングルス1回戦、ウェイトリフティング女子49kg級、柔道女子48kg級予選、同男子60kg級予選、体操男子予選など
31日=野球予選・日本対メキシコ、バドミントン男子シングルス準々決勝、同女子ダブルス準決勝、テニス女子シングルス3位決定戦・決勝、ゴルフ男子3日目、トランポリン男子予選・決勝など
8月7日=新体操個人総合決勝、野球3位決定戦、ゴルフ女子最終日、空手女子組手61kg級予選・準決勝・決勝、同男子組手75kg級予選・準決勝・決勝など
こうしてみると、日本勢の金メダル獲得なるか、といった大注目されそうな場面が『ウイニング競馬』にバッティングすることは少なそうです。でも、やっぱりオリンピックを見ちゃう、という方は多いですよね。
競馬ファンのみなさんには、その合間を縫ってでもかまいませんから、『ウイニング競馬』もご覧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
ちなみに、1964(昭和39)年の東京オリンピックの頃は、今のように毎週土・日曜日の中央競馬が必ずテレビ中継される、なんていう時代ではありませんでした。
競馬はオリンピック期間中にも開催されていましたが、馬券の売上はオリンピックの影響をさほど受けずに済んだようです。
さらに、大井競馬や後楽園競輪といった東京都内の公営競技がすべて開催を控えたため、浦和競馬や取手競輪などにファンが詰めかけ、かなり賑わったという話もあります。
つまり、競馬やその他の公営競技には、根強いファンがいたわけです。当時、どこかの局がオリンピックの放送を向こうに回して中央競馬を中継していたら、視聴率はどうなっていたでしょう?
それから60年近く経って世の中が大きく変化した今、馬券の売上や競馬中継のテレビ視聴率がどうなるのか、“怖いもの見たさ”と言ったら怒られちゃいますが、興味のあるところではあります。
さて、オリンピック期間中のアナウンサーが臨時シフトになるのはテレビ東京だけではありません。文化放送もそう。あす25日から8月8日まで、毎週日曜日午後3時〜4時に放送の『スポスタ☆MIX ZONE』内にある中央競馬中継のコーナーでは、私が実況を担当することになっています。
3回限りのピンチヒッター。張り切って務めさせていただきますよ!