前走平安Sでの13着大敗から巻返し11人気3着に激走したロードブレス(撮影:高橋正和)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、夏の古馬ダート重賞・エルムSを取りあげます。上位1〜3人気が馬券圏外となった波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、馬場・枠・展開を軸にした王道予想のTARO氏です。「メンバーが揃ったが一長一短の混戦模様」と読み、敢然と11人気3着のロードブレスに本命を打ちます。前走の平安ステークスでの13着大敗は、「道中外々を回らされた上に掛かってしまいまったくの参考外」と断定。さらに、「もともと新潟でオープンを勝ち上がり、交流重賞を勝ったように小回り向きの立ち回り型で、函館ダ1700mは合う」と適性を評価します。
また、「2走前のアンタレスSは、テーオーケインズ&ヒストリーメイカーに続く3着」だったことを挙げ、今回のメンバーに入っても遜色ない能力の持ち主と分析。「人気急落のココは絶好の狙いどころ」と強く推したのです。
結果3着ではありましたが、「軸が人気薄なので手広く拾いつつ」「本命が来たら確実に獲れるよう馬券を組む」という方針も見事に嵌まり、3連複406.1倍にくわえ、ワイド55.8倍と33.3倍を的中。9万円超の払い戻しとなりました。予想結果は
こちら もうひとりは、「PHS(儲かる馬スコア)」を用いる本多久秀氏です。PHSとはProfitable Horse Scoreの略で、利益性の高い馬をデータマイニングにより算出したうえで、複数のアナログ的要素を加えてスコアを修正し、既存のAI予想にプラスアルファのエッセンスを織り交ぜたもの。PHSの数値が100を超えた馬が、「買い続ければ100%以上の回収率の馬」、つまり「儲かる馬」ということになります。
そして今回、それに該当したのは、4人気勝利のスワーヴアラミス(PHS119.6)、11人気3着のロードブレス(118.6)、5人気5着のレピアーウィット(116.5)の3頭だけ。それを踏まえ、本命スワーヴアラミス、対抗ロードブレスを中心に馬券を構築した結果、単勝9.3倍を3,000円、ワイド33.3倍を3,500円とダブル的中。14万超の払戻金を獲得しました。予想結果は
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