競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに北九州記念出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アウィルアウェイ栗東・高野友和 牝5
▲8月11日撮影
CBC賞は聡明(そうめい)な顔つきであばらをうっすらと見せて好仕上がり。筋肉隆々のジャスタウェイ産駒だが、皮膚の薄さが目立ちケイコでも走る気を前面に発揮していた。今回は皮膚が厚ぼったく少しメリハリを欠くが、1週前のケイコは前走時同様に好気合。顔つきはりりしくいい集中力を保てている。週末と来週に負荷を掛けて締まれば前走の状態になりそうだ。
シゲルピンクルビー栗東・渡辺薫彦 牝3
▲8月12日撮影
中3週で出走した桜花賞時の1週前に比べると研ぎ澄まされた感じはないが、それでもあばらをうっすらと見せて筋肉質の馬体を誇示している。1週前のケイコはハミをかんで力みが目立っていたが