競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにセントウルS出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
カレンモエ栗東・安田隆行 牝5
▲9月1日撮影
前走時の当欄でも記述したが、立ち爪&立ちつなぎでクッションは硬め。肩は極端に立ってないが、前肢が伸びず回転の速さでスピードを生み出しており、乳酸の問題からも距離は千二がベストだ。右前肢の爪が浮いているが、これは前重心によるもので心配なし。一戦必勝態勢の脚元&気性の馬らしく、1週前が超抜の走り。馬体の緩みも見られず臨戦態勢は整っている。
クリノガウディー栗東・藤沢則雄 牡5
▲9月1日撮影
5月の中京開催で鮮やかな連勝劇。夏場は目の周りが黒くなるように本質的には苦手だが番組編成上、得意の中京で行われるセントウルSからスプリンターズSはある意味既定路線だろう。昨年よりは