競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにローズS出走予定馬の中から8頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アールドヴィーヴル栗東・今野貞一 牝3
▲9月8日撮影
5着だった桜花賞とオークスはともに422キロ。クイーンCで減った馬体は戻らなかったが、細い脚や骨格に見合った理想的な今の体重は440キロぐらいか。前勝ちでトモ高の姿形は春と大差はないが、キ甲から肩部分のボリュームは増しており成長は少なからず見込める。右前肢が接着装蹄になっているが、1週前は意欲的な攻めを敢行。目つきも聡明(そうめい)だ。
アンドヴァラナウト栗東・池添学 牝3
▲9月8日撮影
小柄で胴長+脚長のフォルムだが、質のいい筋肉を身にまとい体を大きく見せる。つなぎは短めで完歩はそれほど伸びないが、グリップ力があり荒れ馬場や適度に上がりを要す流れでパフォーマンスが上がる。体形
や走法からは