手軽に楽しめる地方競馬の魅力
JRAの秋競馬は早くも3週目。GIへ向けてのトライアルレースが次々に行なわれています。そうこうしているうちに、もうすぐGIシーズンに突入しちゃいますから、油断しないでくださいね(余計なお世話?)。
地方競馬でも11月3日のJBCに繋がるレースが目白押し。先日はJBC2歳優駿指定競走の第1弾・ゴールドジュニアが大井で行なわれました。
レースをご覧になった方も多いと思いますが、ママママカロニ、強かったし速かったですねぇ。NAR(地方競馬全国協会)は2歳戦の充実に取り組んでいますが、こういう馬がこれからも活躍してくれると、さらにそれが盛り上がりそうです。
古馬路線も、前哨戦や指定競走に加え、来週29日の日本テレビ盃を皮切りに“Road to JBC”の4競走が相次いで実施されます。
スマホやパソコンがあれば、いつでもどこにいても手軽に楽しめるようになった地方競馬。もちろんそれは、ネット投票のシステムとレース映像の提供があればこそ、という話です。
そして、コロナ禍の中、「みんなで一緒にワイワイやりながら馬券を買おう!」というYouTubeを使ったLIVE配信が増えてきました。
私も、楽天競馬とオッズパークのLIVEに出演させてもらっています。8月の「ゆるゆるばんば」では神がかったくらいに予想が当たったのですが、今月のゴールドジュニアと白山大賞典のLIVE配信では散々な結果に。次回(未定)は奮起しないといけません。
各地の地方競馬公式サイトによると、以下のLIVE配信が行なわれているようです。
ばんえい帯広=ゆるゆるばんば
盛岡・水沢=岩手競馬LIVE・みちのくSHOW TIME
園田=そのだ金曜ナイター生中継、生配信
高知=高知競馬LIVE・ヨルノヲケイバ
佐賀=てっちゃんのSAGAリベンジャーズ
これに加え、楽天競馬やオッズパークでは、不定期ながら全国各地の地方競馬を“タイムリー”に取り上げてLIVE配信番組を制作しています。それらは、地方競馬を楽しむのに欠かせないツールになっている、と言ってもいいでしょう。
それに対して、JRAはこの手の配信に全く興味がないみたいです。まぁ、グリーンチャンネルやBS11に加え、われらがテレビ東京など地上波テレビ局が制作している競馬中継があれば、映像でレースを見る環境は十分に整っていますからね。
それに、今のところ馬券もちゃんと売れているので、わざわざそういうことをしなくてもいいっていうことなのでしょう。
逆に言えば、先に挙げたようなYouTubeのLIVE配信は地方競馬ならではの名物になっているわけです。コメント欄を通じてファンのみなさんと出演者が対話できる、というのもいいですよね。今後も、それらの配信をご愛顧いただきますよう、よろしくお願いします!