【スプリンターズS予想】スプリンターズSでちょっと気にかけたい人気薄内枠馬
逃げ・先行にこだわらず狙いたい人気薄の内枠
過去10年のスプリンターズSのうち1回は新潟だったので、今回は「中山での過去10回」を対象とする。最も多く勝ち馬を出している枠番(馬番ではない)は4枠で4頭、次が5枠で3頭。たまたまそこに上位人気馬が入っていた(勝った7頭中6頭は3番人気以内)ということもあろうが、まあ真ん中は無難な枠でもあるだろう。
では穴を出してきたのは内か外か。これは内である。1、2、3枠はすべて「中山の過去10回」での複勝回収率が100%以上ある。1枠100%、2枠177%、3枠101%だ。
1〜3枠を合算した「中山過去10回成績」は[1-4-8-47]で複勝率21.7%。これは4枠以降も含めた総合成績よりやや高い程度だが、複回収率は2枠から多く穴が出たことにより126%となる。ちなみに勝ったのは1番人気だったストレイトガールなので、単回収率は7%……。複穴と割り切って買ったほうがいい。
内枠というと逃げや先行を連想するが、「前走逃げ」かつ「1〜3枠」だと[0-1-1-7]。前走先行で1〜3枠は複勝率30.8%、前走中団で1〜3枠は複勝率29.2%なのでほぼ同じ。内枠だからと前に行く馬だけにこだわらないようにしたい。
内枠で人気、だとどうなのか。これはあまり良くない。5番人気以内で1〜3枠は[1-1-1-9]で単36%・複40%。無欲の人気薄が激走することはあるが、色気のある馬が内枠だと、無理に先行するか差しに回ってややこしくなるのかもしれない。