【スプリンターズS予想】スプリンターのためのレースであるスプリンターズS⇔むしろマイラーのためのレースである高松宮記念
2015年〜2017年までの芝スプリント界でのスローペース競馬の大流行は終焉を迎えて…
秋の国内スプリント路線の頂上決戦の位置付けであるスプリンターズS。春に中京で施行される高松宮記念は「むしろマイラーのためのレース」であると当コラムでも取り上げましたが、このスプリンターズSはそれとは対極的に「スプリンターのためのレース」であると指摘できます。
その中京の高松宮記念(馬場改修後10年間)では好走馬30頭の内、距離短縮ローテ組は12頭に上ります。今年の高松宮記念も当時初スプリント挑戦だったレシステンシアとインディチャンプというマイルGI馬の2頭が馬券内に食い込みました。また、同舞台の前哨戦であるセントウルSでも同様にレシステンシア→ピクシーナイト→クリノガウディーというマイル実績馬のワンツースリー決着となりました。高松宮記念に限らず中京芝1200mで施行されるレースは総じてその様なマイラー寄りの馬が有利というワケです。
それに対して中山のスプリンターズSは