凱旋門賞・スプリンターズSの注目馬
先週の9月24日は1人息子の8歳の誕生日でした。家族的に月曜日が1番ゆっくり過ごせることもあり、手巻き寿司とケーキを用意して早めの夕食でお祝いを。
出産から8年。当初は我慢に孤独も付きまといましたが、徐々に幸せに対する新たな価値観も生まれ、気づけば息子を育てることでいろいろ学ばせてもらっているように思えます。また私の母が70歳を過ぎても元気でいてくれることで、私自身仕事に専念できる時間も設けられており、息子の成長と共に、その点にも感謝しながら日々生活していかなきゃなぁ〜と感じています。
さてここで競馬の話題に。
先週、中山で行われたオールカマーですが、1番人気のレイパパレにおいては改めて、この馬のリズムというかスピードを生かす競馬の方があっているようにも思える内容でした。
レース後、人によっては、連勝でGI勝利をしているものの、宝塚記念と今回の結果に、そこまでの能力はなかったのでは? と判断をされる方もいらっしゃいましたが、個人的にはまだ分からないと思うところも…。
だからこそ次走でどんな戦法を取るのか? それによっての結果がどうなのか? が気になります。
さて一方の神戸新聞杯ですが、ダービー馬シャフリヤールは馬場も影響したと思うのですが、逆にあの馬場で折り合いの難しさをだしていた点に今後の心配も…。
振り返ると、パドックにおいてはダービー時よりも少し気合が入りすぎていたようにも感じ、その点は休み明けもあったのかな? とも…。いずれにせよ、次走においてはパドック&返し馬でのコンタクトは重要なバロメーターとなりそうです。
さぁ今週は秋競馬第1弾となるGI・スプリンターズS、凱旋門賞となります。
凱旋門賞においては、当日の馬場が日本馬2頭にとっては大きく影響するように思えます。
特にクロノジェネシスにおいては、パパのバゴ同様、当日パンパン馬場となれば、距離の点をカバーできるように思え、チャンスがありそう。現地入りをしたノーザンの方からも、かなり具合が良いとの話を聞いています。
そしてここを目標に逆算されたローテと距離的な面から魅了されるのがタルナワ。
この馬を管理されるダーモット厩舎は、とにかくステキ。馬と人がある意味、平等な立場で過ごしており、人も馬もノンストレスな印象を受けます。エイダン・オブライエン厩舎もそうですが、アイルランドはホースマンの宝庫であり、私の憧れの地。日本馬の応援はもちろんですが、タルナワの走り、そしてエイダンがスノーフォールをどこまで立て直してくるのか? 当日のスノーフォールのケハイにも注目です。
スプリンターズSにおいては、今回先行馬揃いに加えダノンスマッシュはブッツケに。
またピクシーナイトに魅了されますが、ローテーションと中山コース向きではないようにも…。もう少し考えますが、現時点で狙ってみたいのはクリノガウディー。前走、トモの肉が落ちた状態で放牧前とはまるで違う馬に感じました。それでいて3着、しかも最後は内にささることなく走れており、この中間のデキ次第では逆転も可能なのでは? と感じていました。
その中間のデキにおいて、「これで負けたらしょうがないという仕上げになった」と岩田騎手。調教を組みたて、馬と対話した時間への期待も重なり、私も軸にしようと思います。
それでは皆さん、日曜日はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。