ソダシの中間の調整
コントレイルが有終の美を飾り、種牡馬入りに。とにかく無事に全てが終わり、ホッとされている方も多いのではないでしょうか。
前田オーナーは、大山に向かう途中の中間育成地として清畠に新たな牧場を作り、その一期生がこのコントレイルとなるわけですが、強い馬作りの為に信念とあらゆる面での投資をされ、それがこのように形となることに素晴らしさを感じました。
また2着と敗れはしたものの、同世代のオーソリティが2着。そして3歳馬シャフリヤールが3着となり、来年のGI戦線に楽しみがもてる結果にもなったのではないでしょうか…。
さて話は変わり、コロナですが変異種がまた新たに見つかりましたね。
感染者数も激減し、ようやく落ち着いてきたと思ったら、この状況。感染拡大しない措置に期待をすると共に、つい先日、ラインを頂いて知ったのですが、コロナの後遺症に苦しんでいる知人が…。何でも不眠にめまい、動悸などが酷く、6か所の病院を受診しても、これといった解決策が見つからず、仕事もセーブせざるをえない状況とのこと。
日頃から人一倍感染対策に気を配り外食なども控えていただけに、胸が痛みます。しかもドクターによっては「精神的なものでは?」と心ない言葉もあった様子。コロナが奪ったもの、与えた影響は計り知れないものがあると感じます。
話を競馬に。今週はダートGI・チャンピオンズカップとなります。
注目は、ソダシの初ダート戦。もともと陣営も「血統や走り方を見ても、ダートでさらなる期待がもてそう」と話していたソダシ。それだけに楽しみではあるのですが、最内枠で初ダートがGIという点には一筋縄ではいかないものがあるようにも…。また前走のゲート裏までの流れを考えると、走ることに対しての気持ちの面がどうなのか? 不安となります。
そのあたりを北村助手にうかがうと「気持ちがフワフワとしていた。2走目のポカなのかな…と。この中間は、甘やかさないようにしてきた」と。こうなると、馬は反抗するか? 萎縮するか? が気になるところ。
「俺も萎縮してしまうことを心配したけど、良い意味で反抗してきたから安心したし、その効果もあってか、坂路に向かう時に余分なことをしなくなってきたし、状態に関しては良い」と。
この過程がどうでるか? パドックから返し馬、そしてゲート裏までの行動が重要になると思えますし、そのあたりを私自身もしっかりとレポートしたいと考えています。
しかしながら今回のメンバーは、皆、一長一短な気がしてとても難解。もう少し考えて最終結論を出そうと考えています。
それでは皆さん、日曜日は競馬中継でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。