
▲今回はゴールドシップについて。「マジで怖かった」という体験も…? (撮影:桂伸也)
横山典弘騎手をゲストにお迎えしての対談。netkeiba編集部が選んだ横山典弘騎手の神騎乗について、ご自身に種明かしをしていただきます。
今回取り上げるレースは「ゴールドシップの宝塚記念(2014年)」。当時主戦だった内田博幸騎手からスイッチして、横山典弘騎手との初コンビとなった一戦です。
それまでは押せども押せども進まなかったゴールドシップが、この時は外からスーッと先行。なぜそんなことが出来るのか? 編集部の疑問をよそに、ご自身は「簡単なレース」ときっぱり! その真意に迫ります。
(取材・構成=不破由妃子)
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──続いて振り返っていただく神騎乗は……
横山 4位にゴールドシップの宝塚記念(2014年)が入ってるけどさ、このレースのなにがすごいの?
──選出した編集スタッフの代表的なコメントとしては、「押せども押せども進まなかったゴールドシップが、外からスーッと先行した姿を見て、純粋に『なぜこんなことができるのだろう』と思ってしまいました。しかもこのレースが初騎乗…。ゴールドシップとどんなコミュニケーションを取りながら乗っていたのか知りたいです」とのことです。
横山 なぜできたのか……それはゴールドシップに寄り添ったからだよ。俺からすれば、簡単なレース。改めて明かすような種はないよ。
佑介 ゴールドシップって、走ること自体は好きだったんですか?