競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにホープフルS出走予定馬の中から9頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アスクワイルドモア栗東・藤原英昭 牡2
▲12月15日撮影
緩い面があって腰の甘さを残しながらも2、2、1、2着と堅実な戦績。ただ札幌2歳Sで4馬身離された2着以下が低レベルの可能性があるので要注意。キズナ産駒にしてはスカッとしすぎている腹のラインをしていて、3か月半ぶりでも細いくらいに見せる。張りが良くて体調は良さそうだが、腰の位置がまだ高く馬体が完成されるのも先とはなりそうだ。
オニャンコポン美浦・小島茂之 牡2
▲12月16日撮影
トモの面積が小さくお尻のラインも下がっていて見た目には坂を苦にしそうなイメージ。見栄えのするエイシンフラッシュ産駒にしては馬体のインパクトにも欠けるのだが、デビューから2連勝を決めた脚力は素直に評価したい。余裕のある表情と、しっかりと地面をつかんだたくましい立ち姿は好感。体つきはデビュー2戦と変わりなく、体調は安定している様子だ。
キラーアビリティ