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【シンザン記念予想】皐月賞が見えるラスールの試金石も同時にマイルで狙いたいビーアストニッシドに注目だ/倉本匠馬

  • 2022年01月07日(金) 18時00分

今回は展開に恵まれそうなビーアストニッシド(c)netkeiba.com



展開予想
ミドルペース

《一言コメント》
シーズザデイがハナを主張する競馬となりそうで、中京マイル戦のコース形態を踏まえてもそこそこ流れる競馬になるかと。さらに、やや縦長気味のレースで、後ろから差してくるのは至難の業と言えるだろう。初日の馬場を見てもそこそこ時計は出る感じで、ポジション取りがかなり重要なポイントになりそう。もちろん、好位勢有利の競馬も、コース適性などを見極めた上で狙いたいレースである。

各馬の並び
逃げ
シーズザデイ
ビーアストニッシド

先行
ジャスティンヴェル
ショウナンアメリア
セルバーグ
ソリタリオ
モズゴールドバレル
ラスール

差し
ウナギノボリ
カワキタレブリー
ジャカランダ
マテンロウオリオン
レッドベルアーム

追い込み
アールチャレンジ
デルマグレムリン

Vポジション候補
前が適度に流れる上に外も決して悪くない状態なので、
【先行馬と好位勢の馬】としておきます。

主に有力馬で該当するのは、
1.ラスール
2.ソリタリオ
3.ビーアストニッシド
となりそうだ。

有力馬解説(A〜Eの5段階評価)
1.ラスール
展開◯ 馬場◯ コース◯
前走は内枠でやや苦戦気味のレースも、馬群を抜けてからの走りはかなり評価できるかなと。また、ペースが流れそうな展開面もプラスで、スッと良いポジションを取れれば弾けるポテンシャルがありそう。ここは余程極端な枠を引かない限りはチャンスで、理想は直線の短いコースでもここは上位評価すべき1頭だろう。

総合評価
B

2.レッドベルアーム
展開◯ 馬場◯ コース◯
前走はトラックバイアスに泣かされる敗戦も、結果的には力負けの印象を拭えないレースであった。また、今回のマイルへの距離短縮も微妙で、過剰人気タイプを踏まえても評価は落とすべきかなと。ここは馬券から消えてくれると配当的な妙味が出そうで、押さえまでの評価がベストであろう。

総合評価
C

3.ソリタリオ
展開◯ 馬場◯ コース◯
前走は緩い流れの中での差し切りで、新たな一面を見せる勝利であった。また、今回のような前が流れる競馬はベストで、鞍上もC.デムーロ騎手だと非常に心強い。ここは簡単には軽視できない1頭で、相手には必ず取り上げたいところだ。

総合評価
C

4.ウナギノボリ
展開◯ 馬場◯ コース△
前走はこの馬の欠点を最小限度に留めるレースで、やはりスタートの良し悪しが結果に大きく響きそうである。また、多頭数のレースも大きくマイナスで、縦長になりそうなここはかなり苦戦が強いられそう。ここは無印評価も検討したいところで、押さえるならば3着候補までである。

総合評価
D

オススメの穴馬
1.ビーアストニッシド
展開◎ 馬場◯ コース◯
前走はやや距離の面で苦しむ競馬も、最後の最後まで踏ん張った点は素直に評価できる内容だったかなと。また、今回は縦長気味の2番手で相当展開に恵まれそうで、好位置から運べれば再度チャンスだろう。ここは人気も手頃なことを考えても狙い目で、マイル戦で雪辱を果たしたいところだ。

総合評価
C

 以上のようにそれぞれ計5頭をピックアップした上で、5段階評価で上位の馬をジャッジした。展開面が結果に与える影響は限りなく大きそうであるがウナギノボリなどの取り扱いがかなりのポイントとなりそうで、明暗を分ける可能性があるだけにそこだけはキッチリと取捨選択しておきたいところ。

 まだ開幕して2日目なので馬場が不安定なのも事実で、土日のレースをしっかり見た上で最終的な予想を組み立てたいところである。2021年のGIは回収率150%と絶好調の結果を残すことが出来たので、今年の重賞についても高配当を狙っていきたい。ぜひ、読者の方は日曜日の最終的な◎のジャッジに期待して頂き、新年最初の3歳重賞をチェックして欲しいところです。



■プロフィール
倉本匠馬(くらもとたくま)
 インターネットメディア(ブログ・Twitter)などで競馬予想家アドマイヤ君として自らの予想術を駆使して、多数の読者・フォロワーを集める。無料・有料メールマガジンでの予想配信も行う。

【経歴】
2013年 マイナビ主催の競馬予想登竜門で優勝し、競馬予想GP公認プロとしてデビュー
2014年 倉本匠馬に改名。重賞レースで年間約140%の回収率をたたき出す
2015年 ほぼ4年に渡り競馬予想GPにて中央競馬予想家2位を継続。(2017年現在も)また、重賞レースで年間116.6%、G1レースでは232%の回収率を計上。
2016年 e-SHINBUNにおいて『fourmarks~新星競馬予想家の多角分析~倉本匠馬produce』の新聞販売開始。

【予想を主としてるファクター】
展開予想
→Vポジションという理論を使い、そのレースの中で最も恵まれるポジションを割り出し、勝ち馬を見つけ出す。

Vポジションとは
『その競馬場のコース形態や距離、当日の馬場状態、メンバーなどを考慮した上で、勝つ可能性が高い位置取りのこと』です。各レースの逃げ馬から最後方までの馬の並びやペースなどを予測し、そこから一番有利に働く馬のポジションを導き出し、勝ち馬を見つけ出す理論。

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。ときに冷静に、ときに大胆に直球勝負で攻める予想家たちの熱き見解は必見。 関連サイト:ウマい馬券

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