競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに京成杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
アライバル美浦・栗田徹 牡3
▲1月7日撮影(c)netkeiba.com
早めに目標を定めて仕上げてくるノーザンファーム天栄調整馬。姿勢は新潟2歳S当時の方がたくましかったが、厳寒期でも馬体のラインがキリッとしていて太めがなく、1週前調教の走りも前回より上。短いつなぎと重厚な馬体で、決め手勝負よりも長く脚を使って持久力を生かしたいクチ。距離を延ばして中山に替わるのも全く問題としないだろう。
オニャンコポン美浦・小島茂之 牡3
▲1月5日撮影(c)netkeiba.com
ホープフルSを走ってから日が浅く正月の変則日程もあって一旦緩めたと思わせる写真。少しねじが緩んでぼやけた表情になっている。立ち姿、肌のハリともに前回の方が良かったが、この後に立ち上げて1週前の追い切りも消化しているので変わってはくるだろう。GIできれいな競馬では通用しなかったので、ポジションを意識した立ち回りが理想。
サンストックトン美浦・鹿戸雄一 牡3
▲1月6日撮影(c)netkeiba.com
現OP、長丁場で走っている兄のサンアップルトンはゼンノロブロイ産駒で重さを感じさせたが、