競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにAJCC出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
オーソクレース美浦・久保田貴士 牡4
▲1月13日撮影(c)netkeiba.com
まだ絞れる余地を残しトモのボリュームは菊花賞よりも落ちるが、順調にケイコをこなして昨秋よりも動きはいい。きれいに無駄なく仕上げてくる傾向からも、当週の追い切りでキッチリできあがりそうだ。きれいな背中のラインをしていて、脚の位置も定まったことで立ち姿には力感が加わってきた。毛づやも非常に良く、楽しみな復帰戦となりそうだ。
ダンビュライト栗東・音無秀孝 セ8
▲1月12日撮影(c)netkeiba.com
4年前の勝ち馬だが、さすがに年を重ねたと思わせる。肌質がもうひとつで胸前のボリュームも物足りず。首差しの力強さを欠いて重心が前に落ち、重苦しさがある立ち姿となっている。昨秋の復帰から月1走で順調に出走しこの馬なりに体調は安定しているのだろうが、以前のようなたくましさは見られない。
ポタジェ栗東・友道康夫 牡5
▲1月13日撮影(c)netkeiba.com
コンパクトなディープインパクト産駒でも重たい歩様で切れはなく持続力タイプ。