競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにシルクロードS出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
エーポス栗東・北出成人 牝5
▲1月19日撮影(c)netkeiba.com
桜花賞後に約1年、京王杯SC後に約半年のブランクがあり明け5歳で8戦。前走は初の千二で勝利したが、体形も短距離化が進んでいる。肩の角度はちょうどいいが、クビ差しに比べて胴が長く尻高。頭が高くトモが流れていることや、右前肢のねじりの影響か完歩は小さく気性を含めても現状は千二がベスト。週末と来週に負荷を掛けてトモが膨らめば前走の状態だ。
カレンモエ栗東・安田隆行 牝6
▲1月20日撮影(c)netkeiba.com
昨年は約3カ月の間隔で3戦のみ。つなぎが硬めで球節に負担がかかるのか詰めて使えないタイプだが、そこは厩舎サイドも理解しており一戦必勝の態勢で挑んでいる。攻めはやればやるだけ動き