競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに根岸S出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
エアアルマス栗東・池添学 牡7
▲1月20日撮影(c)netkeiba.com
脚が長く本質はじっくり運べる距離が合いそうだが、前走は初めてのスプリント戦に挑戦し集中力が持続。3着と復調への兆しが見られた。冬場にも実績があり、うっすらと湿り気のある肌質で体調に不安はなし。穏やかな表情で撮影できているのも好感だ。筋肉の隆起もはっきりとしていて、たくましいトモをしっかりと支える力強い姿。
オメガレインボー栗東・安田翔伍 牡6
▲1月19日撮影(c)netkeiba.com
以前は背腰が頼りなく非力さがあってローカル専門のタイプだったが、腰のグラつく面が解消されて充実の近況。分厚い胸前をしていて腹袋のあるスピード体形。カペラSでは出遅れながらも激流の流れに対応して見せた。毛は伸びているが無駄肉がなくアバラをうっすらと浮かせて好仕上がり。舞台設定がピタリとはまるここも崩れることはない。
ジャスパープリンス栗東・森秀行 牡7
▲1月19日撮影(c)netkeiba.com
2年連続でブリーダーズカップに挑戦。本場アメリカでも魅せた速さが持ち味で、