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【東京新聞杯予想】中距離指向の直線スピードを発揮できる東京新聞杯

  • 2022年02月04日(金) 19時00分
今週末は東京新聞杯!
血統ビームを駆使した亀谷敬正の予想を重賞限定で公開!
鋭い着眼点に基づく見解は誰が読んでもタメになります。
以下よりぜひご覧ください。
亀谷敬正の予想を見る


中山マイルと東京マイルは馬場もレース質もまったく違う


 過去10年の東京新聞杯で馬券対象馬を最も多く出した種牡馬はディープインパクト。のべ9頭の産駒が馬券になっているので、3着以内馬の30%を占めることになります。

 続いて、ハーツクライ産駒が4頭。キングカメハメハ産駒が3頭。ステイゴールド、ダンスインザダークも複数の産駒が馬券対象に。

 いずれも自身の現役時代も産駒も中距離重賞で実績を残す種牡馬。過去10年の勝ち馬を出した種牡馬は、すべて1400m以下の重賞は勝利していない(ほとんど出走もしていない)馬。1400m以下の要素は薄い戦歴。

 中距離指向の直線スピードに優れた馬が続々と走るレース質。

 ドナアトラエンテは父がディープインパクト。同配合の姉に顕彰馬にも選出された歴史的名牝ジェンティルドンナ。同配合の姉にはドナウブルーも。同馬は東京マイルGIヴィクトリアマイルで2着。関屋記念をレコード勝ち。

 ドナアトラエンテは全14レースのうち13レースが芝1800m。直線が長い東京か新潟の芝1800mを9戦。広いコースの中距離を徹底して使われた馬。

 前走のターコイズSが初のマイル戦の出走。舞台は中山芝1600m。ターコイズS勝ち馬ミスニューヨークの父はイギリスG1馬のキングズベスト。前開催の中山芝重賞で見解を書く際に再三述べたように、年末年始の中山芝の古馬混合重賞は父か母父ディープインパクトの配合馬は連対馬が出なかった馬場。加えて小回りコースも不向き。

 東京新聞杯の舞台は中山のようにスピードが削がれない馬場。小回りや急坂による減速要素もありません。さらにターコイズSよりも1400m以下への適性も要求されないレース質。前回とは馬場もレース質もまったく違うマイル戦。巻き返しが見込めます。

 ファインルージュは父がキズナ。有馬記念でも同産駒のディープボンドが2着に走ったように、GIレースでもスタミナ指向のレースに強い種牡馬。GI実績馬の中でもスタミナ指向の当レース向き。また、キズナの産駒は牡馬の場合は1600、2000、2400mの根幹距離よりも2200、2500mの非根幹距離を得意とする馬が多いのですが、牝馬は根幹距離GIのスピード勝負にも対応。(同じ東京のマイルGI。NHKマイルでソングラインを推奨する際にも書きました)

 また、ファインルージュはソングライン同様ノーザンファーム天栄の調整馬。同外厩で調整される馬は、中距離指向の直線スピードが強化されます。中距離指向の直線スピードが強く要求される東京新聞杯では買い材料。

著しい成績を挙げ、殿堂入り予想家となった亀谷敬正の東京新聞杯予想はレース当日までにウマい馬券で公開!


亀谷氏を含む殿堂入り予想家の無料コラムも公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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