
先のクラシックに向けて賞金を加算したマテンロウレオ(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、クラシックを目指す馬たちが集う、きさらぎ賞を取りあげます。昨年に続き中京に舞台を移して行われた一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“穴馬を軸に小点数で仕留める”馬ザンマイ氏です。
荒れ馬場の中京戦ということで差し決着をイメージするところですが、「今の中京は割と前残り決着が多く、展開利は逃げ・先行勢に向く」と看破。逃げて8番人気3着のメイショウゲキリンを3番手評価にします。
そして、「先を見据えるならここで賞金を加算しておきたいはずなので必勝態勢で臨んでくる」と考えて、2人気優勝のマテンロウレオを本命に推しました。
さらに対抗には、「レベルが高かった東スポ杯の4着馬」ダンテスヴューを指名。すると結果は◎→○→▲のパーフェクト予想で、馬連15.6倍、3連単268.6倍をそれぞれ500円的中。14万円超の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
こちら。
つづいては、“厩舎の勝負所を探る戦略馬券師”ランス氏です。
まずは「前走新馬・未勝利勝ちの馬が多いだけに、マテンロウレオやダンテスヴューのGI・重賞経験はかなりのアドバンテージとなる」と、重賞組に照準をあわせます。
そして本命には「栗東 CW4F53秒台」のマテンロウレオを、対抗には「栗東 CW4F51秒台」のダンテスヴューを、中間の調教を重視して勝負気配をしっかりと察知したのです。
なお、ランス氏は東京新聞杯も的中と絶好調。きさらぎ賞は◎→○→△で3連単268.6倍を400円的中し、こちらは10万円超の払い戻しとなったのです。
予想結果は
こちら。