フリーアナウンサー・秋田奈津子が地方競馬の旅打ちをレクチャー!
競馬記者、元ジョッキー、アナウンサー、タレント、お笑い芸人など各界の競馬好きによって構成される「地方競馬アンバサダー」が思い思いのスタイルで楽しむ、地方競馬の魅力を隔週で発信!
家を出て、家に帰るまでが旅打ち。
初めての競馬場に行く時のワクワク感ったらないですよね。私は心配性なので、競馬場に着くまでのアクセスはかなり綿密に調べて当日を迎えます。
今は気軽に競馬場へ足を運ぶことがなかなかできませんが、以前のように旅打ちができる状況に戻った時のために、競馬場への行き方についてもしっかりイメージトレーニングしておきましょう!
なお、これはあくまで東京在住の秋田奈津子による、完全なる個人的な“アクセス情報”ですので、ゆる〜く参考程度にお付き合いください。
まずは、大都会・東京にある大井競馬場。
JR浜松町駅からモノレールを利用する場合、気を付けることは「空港快速」に乗らないこと。乗車してしまったら最後、羽田空港に行くしかありません。経験あり(笑)。
「普通」か「区間快速」で大井競馬場前駅に。降りたらすぐに馬屋の香りがしますよ。ホームの窓から厩舎地区を見ることもできます。
川崎競馬場には、川崎駅からファンバス(無料送迎バス)が出ています。夕方くらいは道路がかなり混雑しているので時間には余裕を持って。
京急大師線の港町駅からであれば徒歩3分。すぐに大型ビジョンが見えるくらい近いです。川崎駅から徒歩の場合、私は競馬場近くの稲毛神社でお参りするルートを使うこともしばしば。飲食店も多いので、競馬仲間と帰りに一杯というのも日常茶飯事です。
盛岡競馬場は山の上に位置するので、移動手段はバスかタクシーですね。街中から自然の中へと景色が変わっていくのでそれも楽しみの一つ。初めて行った時の『え?この山の中のどこに競馬場があるの?!』というドキドキ感は忘れられないなぁ。
到着したら壮大なOROパーク(盛岡競馬場の愛称)が迎えてくれます。帰りのファンバスの時間はしっかり確認しておきましょう。
金沢競馬場。以前は小松空港からバス移動、そして金沢市内で一泊するという遠征でしたが、北陸新幹線が開通し日帰りができるようになりました。(できることなら泊まりたいのですが…)
金沢駅からは離れた場所にあるので、ファンバスかタクシーをいつも利用しています。お昼ごはんは競馬場内でお寿司をいただき、帰りは新幹線の時間まで、金沢駅付近でさらにお寿司を堪能するパターンがお気に入り。
園田競馬場。新幹線で新大阪駅経由し、大阪駅に到着。方向音痴の私はここからの徒歩移動がポイントです。しっかり案内板を確認しながら阪急線の大阪梅田駅へ。
園田競馬場の最寄駅「園田駅」までは4駅、約10分で到着するので好アクセスですね。映画の題材にもなったことのあるレトロな列車は、電車好きにはたまらないことでしょう。
地方競馬は全国に15の競馬場があり、道のりは人それぞれ。到着するまでの行程、その土地の空気や雰囲気も存分に満喫したいものですね。
そして、また全国の競馬場でみなさんとお会いできることを楽しみにしています!
※編集者注:
新型コロナウイルス感染症の影響により、ファンバス(無料送迎バス)が運休となる場合がございます。運行情報などの詳細は各競馬場の公式サイトにてご確認ください。
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