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12番人気で逃げ切りを決めたアフリカンゴールド(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、第115回となる伝統の一戦・京都記念を取りあげます。小雨降るなか稍重馬場で行われ大波乱となったレースを、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“馬券億り人”真田理氏です。
まずは馬場状態も踏まえ、「今回先行馬が少な目で先行馬と、重馬場で浮上するタフなタイプの馬を重視する」と宣言。そこから導きだされた本命は、12番人気優勝のアフリカンゴールドでした。「気性的な問題があり、前に行くようになってから成績が安定」した点を指摘し、「人気的にノーマークなので是非押さえておきたい」と強く推したのです。
馬券は、◎アフリカンゴールドの単複が中心。複勝9.7倍を4,000円と厚く購入しつつ、単勝51.5倍を1,200円と重ねて的中。10万円超の払戻金を獲得しました。
予想結果は
こちら。
つづいては、“究極の相馬眼を持つパドック派”の古澤秀和氏です。
こちらも土曜日の競馬から「内伸びの印象」を受け、「前へ行けそうな馬や内枠の馬を狙いたい」と読みます。そして本命には、最内枠のタガノディアマンテを指名。長期休養明けだった前走4着から「馬体は使えば更に良くなりそうだった」と強調したのです。
さらに6番人気3着のサンレイポケットを、「チップを被らせて外に出してから並びかけた調教の動きが良かった」、「馬体写真を見ても仕上がっている」と対抗に。また、アフリカンゴールドも「良くなっているし、ここは単騎逃げもありそう」と4番手に評価しました。
結果は、3連複733.1倍を500円的中! 36万6550円の配当を手中に収めたのです。
予想結果は
こちら。