▲大活躍中の岩田望来騎手との対談、いよいよ最終回! (撮影:桂伸也)
現在全国リーディング3位。大活躍中の岩田望来騎手をゲストにお迎えしての対談も、いよいよ今回が最終回となります。
昨年は88勝を挙げ、全国リーディング6位をマークした望来騎手。インパクトの大きい活躍ではありましたが、100勝に手が届かなかったこと、2着の多さなど、ご自身として反省点もあるそう。
今年、さらなる飛躍を誓う望来騎手の胸には、2期上の偉大な先輩・横山武史騎手の存在がありました。武史騎手から学ぶこととは?
(取材・構成=不破由妃子)
88回の1着と110回の2着、昨年の反省点
──2022年一発目の『with 佑』ということで、最後に今年の抱負を聞かせてください。まずは望来騎手から。
望来 年明けに神社に行ったときに絵馬にも書いたんですけど、やっぱり重賞を勝つことと年間100勝。このふたつですね。
佑介 去年88勝だもんなぁ。大台が完全に見えてきた。
望来 12月に入ってからドドドッと勝てたんですけど、いっぽうで惜しいレースもすごく多くて。厩舎の方から「今年100勝したら、だいぶ印象が変わるぞ」って言われたんですけどね。
佑介 そういえば、12月に1日3勝した日があったよね(12月11日)。そのうちリゲルSとエリカ賞の2着は俺だから(笑)。「また望来にやられた!」と思ったので、めっちゃ覚えてるよ。
▲「また望来にやられた!」クビ差勝利した望来騎手(外) (撮影:高橋正和)
望来 ああ、ありましたね(笑)。僕も去年は年間を通してすごく2着が多かったんですよ。88勝に対して2着110回ですから。