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【岩田望来×藤岡佑介】第5回「“横山武史騎手”――その存在は絶大、憧れの先輩から学ぶこと」

  • 2022年02月16日(水) 18時02分
with 佑

▲大活躍中の岩田望来騎手との対談、いよいよ最終回! (撮影:桂伸也)


現在全国リーディング3位。大活躍中の岩田望来騎手をゲストにお迎えしての対談も、いよいよ今回が最終回となります。

昨年は88勝を挙げ、全国リーディング6位をマークした望来騎手。インパクトの大きい活躍ではありましたが、100勝に手が届かなかったこと、2着の多さなど、ご自身として反省点もあるそう。

今年、さらなる飛躍を誓う望来騎手の胸には、2期上の偉大な先輩・横山武史騎手の存在がありました。武史騎手から学ぶこととは?

(取材・構成=不破由妃子)

88回の1着と110回の2着、昨年の反省点


──2022年一発目の『with 佑』ということで、最後に今年の抱負を聞かせてください。まずは望来騎手から。

望来 年明けに神社に行ったときに絵馬にも書いたんですけど、やっぱり重賞を勝つことと年間100勝。このふたつですね。

佑介 去年88勝だもんなぁ。大台が完全に見えてきた。

望来 12月に入ってからドドドッと勝てたんですけど、いっぽうで惜しいレースもすごく多くて。厩舎の方から「今年100勝したら、だいぶ印象が変わるぞ」って言われたんですけどね。

佑介 そういえば、12月に1日3勝した日があったよね(12月11日)。そのうちリゲルSとエリカ賞の2着は俺だから(笑)。「また望来にやられた!」と思ったので、めっちゃ覚えてるよ。

with 佑

▲「また望来にやられた!」クビ差勝利した望来騎手(外) (撮影:高橋正和)


望来 ああ、ありましたね(笑)。僕も去年は年間を通してすごく2着が多かったんですよ。88勝に対して2着110回ですから。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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