少しだけ頭をひねった考え方で狙ってみるとより効果的
先日のチャンピオンズカップではテーオーケインズが世代交代を感じさせる完勝。フェブラリーSへの出走はないようですが、出走したとしてもチャンピオンズカップのような圧勝にはならない…それどころか、馬券内もそう安泰ではないというのが私の見解です。
一般的には同じように直線の長い左回りのダートということで、ダート中央GI・チャンピオンズカップの勝ち馬が同じように東京コースも得意とするのではないかと想像できるかと思います。ただしこれが「むしろ逆である」という点がフェブラリーSの特徴です。
ポイント:中京ダート1800mという独自性と東京ダート1600mという独自性
コアファンには通説ではありますが、GIコラムで今回だけ見られる方も多いと思いますので、中京ダート1800mが内枠有利、東京ダート1600mが外枠有利という話をざっと触れておきましょう。
上級条件ほど適性やバイアスの結果に占める割合が大きいというのが持論ですので、1勝クラス以上のも掲載しています。これをみて、「外枠に入った馬から狙いましょう!」というのもシンプルながらもある程度有効ではありますが、少しだけ頭をひねった考え方で狙ってみるとより効果的なのがこのフェブラリーSのポイントです。
前年武蔵野Sの優位性
中京ダートと東京ダートで求められる適性が全く違い、それを競馬ファンも認識しているにもかかわらず、馬券を買う時になると不意に忘れてしまう。そんなオッズになっていることが多い気がします。このフェブラリーSは至ってシンプルな考え方が通用する重賞でもあり、「東京ダート1600mはイレギュラーなので東京ダート1600m巧者を狙おう」という結論になります。
もっと簡単に言ってしまえば、