【弥生賞予想】前走オープン勝ち馬は人気になる馬を素直に評価
穴馬を狙うには他のグループから
今年の弥生賞は前走オープン勝ちの馬が5頭と豪華メンバーになった。さらに前走オープン2着馬が1頭、3着馬が2頭いる。
過去の弥生賞で似た年があったかどうか見てみよう。簡単にデータが調べられる1986年以降でいうと、前走オープン勝ち馬が5頭以上出走したことはなく、今年登録馬がすべて出走すれば初のケースとなる。
4頭が該当したことは過去に2015年、2007年(前走地方重賞勝ち馬含む)、1999年、1993年と4回ある。さすが前走オープン勝ち馬というか、この4回はいずれも該当馬から弥生賞馬が出ている。1993年ウイニングチケット、1999年ナリタトップロード、2007年アドマイヤオーラ、2015年サトノクラウン。これが該当3頭だとその中から優勝馬が出なかったこともあるのだが、4頭いるとさすがに勝ち馬は出るようだ。
該当4頭ということは少なくとも2頭は3番人気以下になるわけだが、該当4頭のうち1~2番人気に推された馬は[4-1-1-1]。一方で3番人気以下は[0-0-0-9]。該当馬の中からのひねりすぎは禁物である。
ちなみにこれを該当3頭以上の年まで拡大しても、前走オープン勝ちで弥生賞1~2番人気は[11-5-4-5]、3~4番人気は[1-3-1-7]、5番人気以下[0-0-2-13]で、人気馬の堅調さと人気薄からの激走が少ないことが分かる。
前走オープン勝ち馬については人気になる馬を素直に評価し、配当を伸ばすには他のグループから穴馬を持ってくるしかない。