競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにフィリーズレビュー出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アドヴァイス栗東・石坂公一 牝3
▲3月2日撮影(c)netkeiba.com
460キロのモーリス産駒だが、牝馬にしては筋肉質でたくましさがある。あばらをくっきりと見せて前駆&尻高体形。まだ顔つきや仕草に若さや気性のきつさは残っているが、キ甲は抜けて完成度は高めだ。格上挑戦の紅梅Sは初距離でメドの立つ内容だが、右前肢のねじりや脚元&走法からすればベストは千二の印象が強い。時計の裏付けがない点も少し気になる。
アネゴハダ栗東・佐々木晶三 牝3
▲3月2日撮影(c)netkeiba.com
夏の新潟が初陣でファンタジーSからは月1ペース。負荷を掛けた攻めを施しながらも体を維持できているのは評価できる。クビ差しは短く前腕のボリュームが強いタイプ。