競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンに金鯱賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
サンレイポケット栗東・高橋義忠 牡7
▲3月2日撮影(c)netkeiba.com
12キロ増だった京都記念は1週前の撮影でも余裕を感じさせるつくり。使った効果は大きいようで、腹目のラインがかなりスカッとしてこの馬本来のハリを取り戻している。ジャングルポケット産駒らしく腰の位置は高いが、ピンと伸びた手脚で後肢の力強さは十分。走り慣れた左回りに戻して、昨年6着以上を目指したい。
ジャックドール栗東・藤岡健一 牡4
▲3月2日撮影(c)netkeiba.com
四白流星光り輝く黄金色で、飾っておきたくなるような美しさ。筋肉のパーツパーツがしっかりと浮き出ていて、大型馬ながらも余裕は一切感じさせず。太い首差しで短めの背中と厚みあるボディー、モーリス産駒らしいマイラー色はあるが、長めの手脚で体高がありデビューから8戦全て2000mの距離を選択。一線級相手にも見劣りない馬体で重賞でも大注目。
ステラリア栗東・斉藤崇史 牝4
▲3月2日撮影(c)netkeiba.com
背丈があって背中も長く500キロ近くの馬体重があっても細く見せる牝馬らしいシャープなライン。