「とてもうれしくて、周回する時にいつも見ています(笑)。本当にありがとうございます!」と神尾香澄騎手。先日の川崎開催中、神尾騎手を応援する横断幕が登場しました。イラスト付きで、愛らしさたっぷり!
この川崎開催から登場した神尾香澄騎手を応援する横断幕
ツイッターで横断幕を作製された方のツイートを見ると、川崎から世界へ羽ばたいてもらえるようなポージングにしたことを綴っていました。
神尾香澄騎手は静岡出身の20歳。身長147センチ。こんな風に愛らしいルックスですが、レースに乗っている時はとてもカッコいいですよ!
神尾騎手は静岡県出身の20歳。昨年4月に川崎競馬場の山田質厩舎所属としてデビューし、もうすぐ1年になります。川崎の女性騎手としては、安池成実騎手(現調教師)、戸川理彩騎手(引退)に続く3人目で、川崎から女性騎手がデビューするのは28年振りということでも話題になりました。
激戦区・南関東競馬でもまれる日々。スタートの良さにも定評があり、地方通算21勝(3月6日時点)。
先日まで実施していた全国の地方競馬女性騎手によるLJSレディスジョッキーズシリーズ2021では総合2位に輝きました(1位は高知の濱尚美騎手、3位は愛知の宮下瞳騎手)。盛岡競馬場、高知競馬場、名古屋競馬場での3競馬場でそれぞれ2鞍ずつ騎乗し6レースの総合ポイントで争われ、初コースだった盛岡と名古屋では勝ち星も挙げました。
「いろんな場所でいろんな馬に乗せて頂いて、本当にいい経験になりました。これからも怪我のないように、4月からは後輩たちも入ってくるのでみんなで頑張っていきたいなという思いもありますが、負けないように努力をしていきたいです」(神尾騎手)。
3月4日川崎9レース(900m戦)で、ヒガシブレーヴとのコンビで2連勝。笑顔で引き返してきた神尾騎手
最終戦の名古屋競馬場で表彰式などに参加し華々しい時間を終えると、夜10時30分頃に川崎へ戻り、その翌朝2時30分から調教に乗るいつもの生活に戻ったそうです。そして、南関東4競馬場でほぼ毎日のようにレースの騎乗。それだけ騎乗依頼があるというのもありがたいことですね。
師匠の山田調教師が神尾騎手デビューの際に、「現役生活を長く続けていけるような騎手になって欲しいです」と言っていました。これからも激戦区・南関東競馬で日々もまれながら、一つずつ階段を上がっていって羽ばたいて欲しいなぁと思います。南関東のマスコミの1人としてもファンの1人としても、応援しています! 香澄ちゃん、ファイト!