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前走の雪辱を果たしたプルパレイ(C)netkeiba.com
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、ニュージランドTやNHKマイルCに繋がるファルコンSを取りあげます。単勝13番人気馬が連対した難解な一戦を、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、“走法から激走馬を狙い撃ち”するMATSUMO氏です。
本命に推したのは、2番人気勝利のプルパレイでした。前走のクロッカスSで先着を許した1人気のトウシンマカオよりも、「出遅れも直線だけで2着に追い込んできた内容が秀逸」と評価した点が最初の勝因でした。
さらに相手に7頭を選びますが、そのうち5頭が二桁人気という大胆な予想が二つ目の勝因となります。馬券は◎プルパレイを頭固定した馬単流しで、13人気2着のタイセイディバインもシッカリと買い目に入れます。
すると、209.6倍を1000円と厚く的中させ20万円超の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
こちら。
もうひとりは、“人気と実力の乖離を狙う”白石川ゴエモン氏です。
まずは1番人気のトウシンマカオを、「過去10年で斤量57kgで勝ちきったのはトウショウドラフタのみ」と評価を下げるところからスタートしました。
そして、優勝馬プルパレイを「ファルコンSの過去の結果は差し追い込み有利の傾向」から重視。さらに、13人気2着のタイセイディバインと6番人気3着のオタルエバーを「距離短縮が良さそう」と評価します。
すると、馬券は3連単2395.4倍と3連複442.6倍をダブル的中。28万円超の、大きなリターンに成功したのです。
予想結果は
こちら。