競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに大阪杯出走予定馬の中から12頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
アカイイト栗東・中竹和也 牝5
3月23日撮影(c)netkeiba.com
レース11日後にハードにやれているのは体調のいい証し。胸囲があり前駆体形で父キズナと母父シンボリクリスエスの重厚さを継承し、つなぎは短いが柔らかさがあり脚元は丈夫。今回はトモが少しペタンとしているが、写真撮影後に意欲的な1週前追いを施し膨らんでくれば前後のバランスは整ってくる。前走はレースぶりで新味を見せ、元々が叩き良化型。上昇ムードだ。
アフリカンゴールド栗東・西園正都 セ7
3月23日撮影(c)netkeiba.com
長らく低迷していたが、スンナリした競馬とタフな設定が味方して復調。つなぎは短くクッションはそれほどないが、肩が寝気味で体長以上にストライドが伸びることが