巻き返しに成功したエリカヴィータ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、オークストライアルのフローラSを取りあげます。上位人気3頭が馬券圏外となった一戦を、はたして、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、"丸乗りできる"敏腕記者・高橋利明氏です。
前走のフェアリーSで10着に大敗したエリカヴィータの巻き返しに期待して本命を打ちます。なにより、昨年秋の東京マイルの新馬戦で「楽に抜け出す着差以上の強さ」を評価。それゆえ前走の敗戦は、「スタートで後手に回っただけでなく勝負どころで他馬と接触して外にはじかれる不利が大きかった」「あれがこの馬の力ではないだろう」とノーカウント扱いと考えたのです。
また、追い切りで騎乗した田辺騎手の好感触も強調材料として提示してくれました。
馬券は、5番人気に妙味ありと◎エリカヴィータの単複勝負。単勝13.6倍と複勝3.8倍を的中させたのです。
予想結果は
こちら。
つづいては、大井競馬場公認予想「半ちゃん倶楽部」主宰の半澤武俊氏です。
おなじく本命は、5番人気優勝のエリカヴィータでした。やはり前走は「道中不利があり度外視」で、なおかつ「中間立て直して今回距離もベスト」と一変を確信して「連軸中心馬」に推します。
そして結果は、馬単132.4倍と3連複464.9倍の万馬券をダブル的中。21万円超の払戻金を獲得したのです。
予想結果は
こちら。