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桜花賞勝ち馬も4番人気だったソダシ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、古馬牝馬のマイルの頂点を競うヴィクトリアマイルを取りあげます。上位人気で決着した一戦を、はたして、どんなアプローチで高回収に繋げたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、指数派のバフンウニ氏です。
本命は4番人気優勝のソダシでした。「過剰人気しがちなアイドルホースだが、ダートを挟んだこともあってやや人気落ちする今回は狙い目」と強く推します。なによりの強調材料は、「過去10年のヴィクトリアマイルでは、桜花賞連対馬は(5-2-1-13、単勝回収率196%、複勝回収率132%)と好成績」だったこと。しかもソダシがレコードタイムで勝利した21年桜花賞を、「過去の勝ち馬と比べてもグランアレグリア、アーモンドアイ、ハープスターといった名馬に匹敵するタイム指数を出した」と前2年のヴィクトリアマイル優勝馬に比肩する指数だと絶賛したのです。
それゆえ、桜花賞でソダシと0.1秒差の3着だったファインルージュも高く評価。単勝5.7倍を2,500円にくわえ、馬連20.1倍を1,500円、3連単437.8倍を200円とトリプル的中を達成し、13万円超の払戻金獲得にきっちりと導きました。
予想結果は
こちら。
つづいては、南関東競馬出身の穴男・ビッグバン氏です。
こちらはソダシを、前走のフェブラリーSで勝ち馬と0.5差3着だった点に注目し、「芝戻り歓迎」と本命を打ちました。また、2番人気2着のファインルージュは「好走続き」、6番人気3着のレステンシアも前走の高松宮記念で0.3秒差6着を「流れ厳しく巻き返し期待」としっかりと抜擢。そして◎ソダシから相手5頭に絞った3連単1着流し20点買いの見事な立ち回りで、437.8倍を500円的中。21万円超のビッグショットに成功したのです。
予想結果は
こちら。